薬の飲ませ方・目薬のさし方
犬フィラリア症の予防や、病気・ケガの治療のため、
獣医師の指示で薬を飲ませたり、目薬をさしたりすることがあります。
そんな時のために、口の中に手を入れても嫌がったりしないよう、
好みの食べ物を使って、薬を飲ませるような方法で与えるなどして、
子犬・子猫の時から練習し慣れさせて
おきましょう。
上顎を保定し、少し上に持ち上げるようにして、口を開きます。
口の中の、なるべく奥の方へ錠剤を入れます。
口を閉じさせて鼻先を上に向け、喉をさするようにします。
口を閉じさせてほっぺたを外側に引っ張ります。
口の中の、なるべく奥の方へ錠剤を入れます。
ほっぺたを外側からもんで粉剤を唾液と混ぜ合わせます。
片方の手で鼻先を少し持ち上げるようにし、固定します。
もう片方の手にスポイドを持ち、犬歯の後ろに差し込んで液剤をゆっくり流し入れます。
少し鼻先を持ち上げたままにしておきます。
片方の手で鼻先を固定し、点眼器が視界に入らないよう頭の後ろから持っていきます。
もう片方の手で目の上のまぶたを広げるようにします。
点眼器の先が目に触れないように気をつけて点眼します。
片方の手で頭を保定し、もう片方の指先で口を開きます。
錠剤を口の中の、なるべく奥のまん中へ入れます。
頭を保定したまま、口を閉じさせて鼻先を上に向け、喉をさするようにします。
ほっぺたを外側にひっぱり、口の中を少し広げるようにします。
口の中の、歯とほっぺたの間に粉剤を入れます。
ほっぺたを外側からもんで粉剤を唾液と混ぜ合わせます。
頭を保定し、顔を少し上にあげるようにします。
スポイドを犬歯の後ろに差し込んで液剤をゆっくり流し入れます。
頭を保定したまま、口を閉じさせて鼻先を上に向け、喉をさするようにします。
頭を少しあげるように保定し、まぶたを上に引くようにすると目が開きます。
点眼器の先が目に触れないように気をつけ、なるべく目の上部分に点眼します。
あふれた目薬は目を閉じさせて、ふきとります。