vol.49

ペットオーナーとして知っておきたい基礎知識



ワクチンとはどんなものですか?

感染症や伝染病の、病原性を失わせた病原体、またはその一部が入ったものです。
ワクチンが動物の体内に入ると、白血球が活動し、病原体をやっつけるための免疫抗体が作られます。そして、実際にウィルスなどが体内に侵入してきたときには、この免疫抗体が病原体と戦い、病気になる事を防いでくれます。
ワクチンが複数の病気に対応できる「複合ワクチン」が一般的です。


ワクチンをすれば、病気を完全に、
予防できるのですか?


ワクチンさえ完璧に済ませていれば、もう一切の病気にかからないような気がしてきますが、安心はできません。
まれに、免疫不全といって免疫を作れない個体もいますし、ワクチンでは予防できない病気というのも存在するからです。
たとえば寄生虫による病気、カビや細菌によって起こる病気、また賢蔵・肝臓・心臓の病気や腫瘍などは、たとえワクチンをしていてもかかってしまいます。
しかし、ウィルス性の伝染病については、ワクチンを打っておくことで防げたり、かかっても軽症で済むことが多いのです。
感染症は、自分の犬猫だけでなく、周囲にも影響を与えます。仲良しのワンちゃん・ネコちゃんに病気をうつさない、うつされないためにも、
ワクチンの接種はとても重要なのです。


ワクチンは
いつ受ければ良いのですか?


感染を受けやすい環境にあるかどうかを考慮して、ワクチンを接種する時期と回数を決定します。
小さい時は親から譲り受けた免疫(移行抗体)があり、ワクチンの作用打ち消しますので、これが消える頃を見計らってワクチンをすることが重要です。
確実な免疫を作るためには、何回かワクチンを接種する必要があるので、獣医師の指示を受けましょう。その後は、年一回の追加接種をしておくと安心です。