vol.55
愛犬の「食」を考える
愛犬の健康を第一に考えて
私たちは「食事」をとることで、生きてくために必要な栄養素を身体に取り入れていますよね。筋肉や血液などを作り、身体を動かすエネルギーを得るためにも、バランスよく栄養素が含まれた食事をきちんと食べることはとれも大切です。
育ち盛りのお子さまがおられるご家庭なら「野菜も残さず食べなさい」とか「お菓子ばかり食べてちゃダメよ」「好き嫌いしないでしっかり食べてね」といった会話が毎日のように交わされていると思います。元気に健やかに成長することを願うなら当然の事ですよね。これは、あなたの愛犬にも全く同じことなのです。
ペットショップやホームセンターのペットコーナー、コンビニなどで様々な種類、メーカーのドックフードが販売されています。誰いフードもあれば缶詰タイプもありますし、価格もドライフードなら10sで千円位のものから2sで二千円を越えるものまでかなりの幅があります。
みなさんは何を基準にして愛犬のフードを選んでいますか?店員さんのアドバイス、メーカー(ブランド)、価格、テレビや雑誌の広告を見て、お散歩友達からの紹介などなど…、いろいろな理由があると思います。
でも、大切なことは愛犬の健康を第一に考え、原材料にはどんなものが使われているのか、防腐剤や着色料など添加物にはどんなものが使われているのか、自分の愛犬の年齢や状態に適しているフードなのか、をしっかり知って理解しておきましょう。
あなたの愛犬に合ったフードを
見つけてあげよう
食事の内容、量、回数などは、愛犬の年齢や体の大きさ、状態によっても異なりますが、今回、特にフードの与え方や選ぶ時のチェックポイントをご紹介しますので参考にしてください。
チェックポイント!
●パッケージに記載されている内容をみてみよう。
原材料や成分がきちんと表示されている 。
給餌量の参考になる表示がある。
どんな年齢・状態の犬に適しているフードなのか表示がある。
賞味期限の表示がある。
●年齢や状態によってフードのタイプも異なります
子犬(〜1歳、1.5歳くらいまでの時期)
まだ歯が生えそろわない時期はドライフードをぬるま湯でふやかして与えるなどの工夫をしてみましょう。食事の回数は、3ヶ月齢頃は4〜5回に分けて与え、6ヶ月齢頃は3〜4回、そして1歳をめどに朝夕の2回が理想です。
日に日に成長する大切な時期ですので充分な栄養を含んだ食事を。
成犬(1歳、1.5歳〜6歳、7歳くらいの時期)
塩分などの濃いもの、とうもろこしや大豆など穀物だけに主原料にしているもの、骨粉などの副産物が用いられているものは避けておきましょう。子犬の時期と違って健康の維持、肥満の予防を考えたフードを与えます。
高齢犬(6歳、7歳を過ぎれば高齢犬と考えてください)
加齢とともに序所に運動量も少なくなってきます。
低カロリーで心臓などに負担のかからない低タンパク・低死亡のものを中心に、胃の負担が少ない消化の良いものを与えましょう。
肥満傾向の犬
肥満や肥満の傾向が見られる犬は要注意。肥満は病気の第一歩です。カロリーを抑えたフードを適切に与えます。肥満が改善されない場合は獣医師に相談を。
妊娠・授乳期の母犬
妊娠期間は約2ヶ月。食事の量は妊娠期後半の1ヶ月から序所に増やしていき、出産時には約1.5倍に、授乳期には2〜3倍の量を与えてください。
●愛犬の様子もしっかりみてみよう
食欲はどうですか?
→おいしそうに残さずペロッと食べている。
体の調子は?
→散歩も元気に行っている。
便の状態は?
→固くてしっかりした便が出ている。