vol.64

引っ張りグセ No.2



階段で引っ張る

平坦な道路では問題ありませんが、階段に来ると決まって引っ張り出します。 特に下りは危険なので、落ち着いて歩けるようにしたいのですが…

階段の上り降りのしつけもしてみましょう

普段から歩くしつけを充分している人でも、どういうわけか階段では練習したことがないというケースが少なくありません。
上りは少々引っ張られても「楽に上がれてラッキー」ぐらいですみますが、
下りはそういうわけにはいきません。
まず階段を下りで下りるときには「今から階段を下りるよ、ゆっくりね」という合図も込めて
直前で「オスワリ」をさせてごほうびを与えます。

そうして一旦落ち着かせてから下り始めます。
急いで下りそうなときには、手にフードを持って気を引きながら
一段ずつゆっくり下るようにします。

もし、自分より早く行き過ぎたら、少し戻ってやり直し。下り切ったところで再び「オスワリ」をさせてごほうびをあげます。
これをくり返し練習すると、階段で突進することはなくなるでしょう。
さらに上達を願うなら、下り始める前に「マテ」をさせ、
下り切るときには後ろ足だけが階段に残ってる状態で「マテ」をさせます。
これに慣れたら、同じ位置で「マテ」と声をかけずに止まるようにします。
こうするといずれ犬が階段の終わりを教えてくれるかのように止まるようなこともあります。


 
 
歩かない

散歩の途中で立ち止まり、その場に座り込んでしまうことがしばしばあります。 こんなときに歩かせる方法はないものでしょうか?

犬が自分から歩こうとするように導く

飼い主にかまってほしい、怖い場所がある、暑くて本当に歩くのが辛いなど、犬が散歩中に歩きたくない理由は いくつか考えられます。
そんなときに無理やりリードを引っ張ると地面に引きずって足の裏を擦ったり、 首を痛める恐れがあります。
小型犬のようにすぐだっこいたのでは、ますます歩かなくなってしまいます。 はやり、自分から歩こうとするように導きたいものです。
小型犬の場合が、リード式になった伸縮タイプのリードを使います。
座り込んでしまったら気づかないフリをしてリードを延ばして先に進み、物陰に隠れます。
するとほとんどの犬は見えなくなった飼い主の姿を探そうとして歩き出します。
そこで姿を現せば、大喜びで駆け寄ってくるはず。
「歩かないと飼い主はいなくなる」と学習させられればOKです。ただし、 この方法は危険性のない場所で行うようにしましょう。

中・大型犬の場合なら、進行方向と逆向きの、座り込んでいる後ろ足に向けてリードを斜め下に引くと
自然に立ち上がります。立ち上がったらフードなどのほごうびをあげ、
さっと歩き出しましょう。いずれの場合も、あまりに歩くことを嫌がるようなら、
足腰に不具合が生じていたり、病気の可能性もありますので、
獣医師に相談してみましょう。