雷や花火を怖がるという話をよく耳にします。
大きな音だけに限らず、苦手な場所や人などにおびえるワンちゃんは案外多いものです。
怖がりは犬の性格だけに無理に変えなければいけないものでもありませんが、ケース別に対処法をご紹介します。
Case1雷や花火におびえる
雷や花火の音がし始めると、犬が怖がって家中を走り回ります。
ひどい時には、ふすまを壊してしまうほどです。
なんとかする方法はありませんか。
犬は人間に比べてはるかに聴覚が優れており、雷の音も人間の耳に聞こえる以前にキャッチするといわれています。
そのため鳴る前からソワソワしはじめ、いよいよ雷が近づいて大きな音がすると、危険回避の本能が働き、怖くない場所を探して逃げようとする習慣があります。
その際に興奮してドアやふすまなどをぶち破るといった破壊行為をしましまうのです。
一旦こうした脳のスイッチが入ってしまうと飼い主の声も聞こえなくなり、手に負えない状態になってしまいます。
そうならないために、雷や花火の気配がしたら、犬がジタバタする前に対処が必要です。
まず怪我をしないように、破壊しそうなドアやふすまは開けましょう。
ただし、外へ出ないように玄関だけはしっかり閉めて。
実際、雷の日に迷い犬になってしまうケースも多いといいます。
興奮を避けるため、ケージに入れて居場所を限定すると落ち着く場合もあります。
ケージの上からカバーをかけて外が見えないようにすると、いっそう安心感を与えられます。
食べ物で気をひきつけられる犬なら、コングにピーナッツバターを塗ったり、トリーツホルダーにフードを詰めるなど、長持ちする工夫をして与えてみましょう。
また、ひどくおびえてしまう場合、できるだけ誰かがそばに居てあげるようにします。
小型犬ならだっこしてあげるのもいいでしょう。
そしてゆっくりマッサージします。
手のひらを軽く開いて指で背中の上から下へやさしくなでるように。
赤ちゃんをあやすように背中をポンポンと叩くのは興奮するので逆効果です。
長い目で見るなら、普段から家の中で雷のCDなどを聞かせて徐々に慣れさせていくのも一案です。
ただし無理強いは禁物です。
こうした対処法ではどうしても興奮がおさまらない時には、一度、動物病院で相談してみることをおすすめします。
※ドクターズアドバイス・PEPPYより引用